育児休暇の取得中、「何かしらの資格を取得したい。」と考える人は少なくありません。
育休中は家事や育児に大変ですが、勉強して資格を取得することにより、多くのメリットを享受できます。
この記事では、そのなかでも社会保険労務士(社労士)に焦点を絞り、育休中の勉強によって社労士資格を取得する方法を、独学と通信講座とを比較する形で検討します!
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1. 育休中に社労士資格を取得するメリット
日本には、多くの資格が存在します。
そのなかでも社労士の資格を取得することには、次のようなメリットがあります。
- 社会的評価の高い資格である!
- 独立開業の目指せる資格である!
以下、順にご説明します。
1.1 社労士資格の社会的評価
まず、社労士資格は、社会的に高く評価されています。
社労士には、次のような業務があります(参考:全国社会保険労務士会連合会「社労士とは」)。
- 労働社会保険手続業務
- 労務管理の相談指導業務
- 年金相談業務
- 紛争解決手続代理業務
- 補佐人業務
このように社労士には多くの業務があり、企業や個人事業主などが人を雇用する場合には、社労士の存在が不可欠です。
現在の日本において、労働に関して法令上必要とされる手続は少なくありません。
「雇用契約を締結すれば、それで十分!」というものではなく、年金関係の手続や、健康保険関係の手続、雇用保険関係の手続など、数多くの手続を履践する必要があります。
このような手続との関係で、社労士は社会的に必要不可欠な存在と考えられています。
厚生労働省が雇用保険制度に関して公開している「手続き一覧表」を見るだけでも、大変さが分かるでしょう。
また、現在では、雇用関係の助成金も増えています。
沖縄労働局のサイトではありますが、助成金の一覧が掲載されているページ「助成金一覧」もご参照ください。
社労士には、このような助成金の申請も求められています。
1.2 独立開業の可能性
次に、社労士は、独立開業できる可能性も高い資格です。
現在育休中の方が社労士資格を取得することで、社労士として独立し、開業できる可能性もあります。独立開業すれば、比較的自由な働き方を選ぶことができるかもしれません。
厚生労働省が運営する「職業情報提供サイト」では、賃金(年収)として、947.6万円との記載もあります。
大阪大学による研究結果が記載された「専門士業の「専門性」形成のモデル構築:社会保険労務士を手がかりとして」によれば、同研究のアンケートの結果としては、アンケートに回答した開業社労士の約3割の売上が1000万円以上5000万円未満となっていたようです。
あくまでも(利益ではなく)売上ではありますが、現在育休中の方が社労士として開業した場合にも一定の売上が見込めることが分かります。
社労士は独立開業しやすい資格と評価できます。しかし、独立開業した場合には、売上拡大に向けた経営努力をしなければ廃業の可能性もある点には注意しましょう。
2. 育休中の勉強で社労士資格を取得する方法
育児休暇取得中に勉強して社労士資格を取得する方法は、大きく「独学」と「通信講座」に分けられるでしょう。
2.1 独学での社労士資格取得
まずは独学で社労士資格を取得する方法です。
現在では、社労士資格取得に関する参考書等も充実していることから、育休中に独学で社労士資格を取得することも、不可能ではないでしょう。
育休中に独学で社労士資格を取得することを目指している方は、このような社労士試験の全分野を網羅している本を買ってみて、その全体像を見た上で、取り組み方を考えるのが良いでしょう。
社労士資格に限らず、資格試験に合格するためには、早い段階で全体像を掴むことが大切です。「木を見て森を見ず」にならないことが何よりも重要でしょう。
育休中に独学で勉強して資格を取得した人の体験談としては、当サイトの次の記事もご参照ください。
2.2 通信講座を通じた社労士資格取得
次に、通信講座を通じて社労士資格を取得する方法もあります。
正直なところ、社労士資格の合格率は、下表のとおり、高いものではありません。
実施年度 | 申込者数(名) | 受験者数(名) | 合格者数(名) | 合格率 |
---|---|---|---|---|
令和3年度 | 50,433 | 37,306 | 2,937 | 7.9% |
令和4年度 | 52,251 | 40,633 | 2,134 | 5.3% |
令和5年度 | 53,292 | 42,741 | 2,720 | 6.4% |
家事や育児に忙しいなかで、「効率的に勉強して社労士資格に合格したい!」とお考えの方は、数万円の費用を支払ってでも、通信講座を受講する方が良いでしょう。
社労士試験に関しては、次のような通信講座が有名です。
このなかからであれば、どの通信講座を選んでも問題ないと思います。
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実際の受講者からは、次のようなコメントが寄せられています。
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3. まとめ
いかがでしょうか。
本記事では、「【2024年版】育休中に社労士の資格を取得する方法|独学と通信講座の比較など」と題し、育休中の方が社会保険労務士の資格を取得するメリットや、資格取得の方法をご説明しました。
社労士資格は難易度の高い資格ですが、それ故に取得するメリットの大きい資格でもあります。
育児休暇取得中の方が家事や育児に忙しいなかで勉強して難関資格に挑戦するのは大変なことですが、目指す価値のある資格だと思いますので、通信講座を理由するなどして、トライしてみてはいかがでしょうか。