育児休暇取得中は、子育てに奔走する必要があり、有意義な過ごし方を考える暇もないことが多いです。
そもそも育休は、子育てのために取得しているものです。
そのため、無理をしてまで「子育て以外にも何か有意義なことをして過ごさないと!」などと考える必要は全くないと思います。
とはいえ、子育てをしている中で、ふとした瞬間に、「何か他に有意義なことをしたいな。」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、そのような方に向けて、育休中にオススメできる時間の過ごし方を、いくつかご紹介したいと思います。
育児休暇後に「あれもやっておけば良かった。」と後悔しないためにも、一度読んでいただけると幸いです。
1. 室内での過ごし方
まず、育休中にオススメできる室内での過ごし方をご紹介します。
1.1 断捨離や整理
1つ目は、断捨離や物の整理です。
子供が産まれると、当然ながら、子供の物が増えます。
そのため、育休取得前に購入していた物を売却したり、処分したりすることを検討すると良いでしょう。
売れるものはメルカリなどで売ってしまい、生活費の足しにすることが考えられます。
できるだけ早く高い値段で売却したいという方は、「初心者でもすぐ売れる! メルカリかんたん出品ガイド」などの本を参考にするのが良いかもしれません。
育休中にブランド品を処分することをお考えの方は、バイセルなどの出張買取を行っている業者に無料で査定の問合せをすることも考えられます。
1.2 写真の整理
2つ目は、これも整理の1つですが、写真の整理です。
子供が産まれると、物もそうですが、写真を撮る回数が格段に増加します。
育児休暇を取得したら、写真を整理するか、それが難しいようでしたら、特にスマートフォンの空き容量を拡張する方法を考えましょう。
クラウドサービスを利用するのが早いと思いますが、月額利用料が必要になることが多いため、それを避けたい人はスマートフォン用の外部ストレージを購入すると良いでしょう。
1.3 本を読む
3つ目は、読書です。
育休取得中に、特に子育てに関する本を読むことが考えられます。
まだ話せない赤ちゃんとコミュニケーションを取る方法を学びたい方は、ベビーサインに関する本を読むと良いでしょう。
たとえば、次のような本が挙げられます。
また、「モンテッソーリ教育」は、育休取得中の方であれば聞いたことのある言葉かもしれません。
育休中は、モンテッソーリ教育に関する本を読んで過ごすのも一つでしょう。
たとえば、次のような本が挙げられます。
特に前者はモンテッソーリ教育の発案者である「マリア・モンテッソーリ」による著書であり、一読をオススメします。
なお、子育てには、「寝かしつけ」という大仕事があります。
「日中は子育てに追われて本を読む暇はない!寝かしつけをしながら本を読みたい!」という方は、本を読み上げてくれるAudibleを利用してみてはいかがでしょうか。今なら30日間無料で利用できます。
1.4 スキルアップや資格取得
4つ目は、スキルアップや資格取得です。
育休中に、オンライン講座を受講して、スキルアップや資格取得を測ることもオススメの過ごし方です。
育児休暇取得後に「育休中にやっておけば良かった。」と感じる人が多いことの1つでもあります。
「じっくりパソコンに向かってオンライン講座を受講する暇がない!」という方は、上場企業であるKIYOラーニング株式会社が運営しているスタディング(STUDYing)を利用して、FPや簿記の資格を取得してみるのも一つかもしれません。
スタディング(STUDYing)は、スマホで学ぶことができる点に特徴があります。
1.5 副業の開始
5つ目は、副業の開始です。
育休中に副業を始めようとする方は、少なくありません。
現在では、いろいろな副業が存在しますので、育休中の過ごし方を悩まれている方は、当サイトの記事「育休中におすすめの副業は何か?注意点は?」なども参考に、育児休暇取得中に副業を始めてみてはいかがでしょうか。
育休中に副業を始めるときには、育児休業給付金の支給要件等との関係で、いくつか注意すべき点があります。それも上記記事で解説しています。
育児休暇取得中に副業を始めれば、育休後にも、その副業を続けることで世帯収入を上げられるかもしれません。
「育休中にやっておけば良かった。」と後悔しないように、ぜひ副業の開始を検討してみてください。
1.6 保険の見直し
育休中にオススメできる室内での過ごし方の6つ目は、保険の見直しです。
育児休暇取得中、「子供のためにどんな保険に加入すべきか。」を気にされる方が少なくありません。
自分で本などを読んで考えるのも良いですし、ファイナンシャル・プランナーが無料で相談に乗ってくれるサービスが増えていますので、育休取得中に一度、そのようなサービスを利用するのも良いでしょう。
特に子育て中の「ママ」のための保険無料相談サービスとして、ベビープラネットなどが挙げられます。
1.7 各種子育てサポートのお試し利用
7つ目は、少し趣向が変わりますが、各種子育てサービスのお試し利用です。
たとえば、市区町村が実施しているファミリー・サポート・センター事業のお試し利用が考えられます。
子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)は、乳幼児や小学生等の児童を有する子育て中の労働者や主婦等を会員として、児童の預かりの援助を受けたい者と当該援助を行いたい者との相互援助活動に関する連絡、調整等を行う事業。
厚生労働省|子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)の概要
ざっくり言えば、自分の代わりに子供を預かったり、保育園の送り迎えをしてくれたりする人を見つけてくれる事業です。
育児休暇中は利用する必要性は高くないと思いますが、育児休暇後にいきなり利用するには不安もあるところです。
まずは、育児休暇取得中に、民間企業が行うベビーシッターサービスなどと併せて、一度試しに利用しておくと良いでしょう。
2. 外出などの室外での活動
続いて、育休中にオススメできる室外での過ごし方をご紹介します。
2.1 保育園などの園庭解放への参加
まず、近くの保育園が園庭を開放している日があれば、積極的に参加しましょう。
子供を預ける保育園を選ぶための参考になりますので、可能な限り参加するのが良いと思います。
2.2 児童館訪問
次に、近くに児童館がある場合、児童館には積極的に行くと良いでしょう。
児童館とは、「児童福祉法第40条に規定する児童厚生施設の1つで、地域において児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情操をゆたかにすることを目的とする児童福祉施設」のことを指します(参照:こども家庭庁「児童館について」)。
児童館に行くことで、ママ友を見つけることができる可能性があります。
NPO法人母力向上委員会による「静岡県コロナ禍1年パパママアンケート調査報告会」では、ママ友がいない人に精神的健康状態が低い状態が見られたとされています。
全国に4000箇所以上ある施設ですので、おそらく身近なところにあると思います。
2.3 旅行
育休中にオススメできる室外での過ごし方の3つ目は、旅行です。
育児休暇取得中に旅行に行くのは、なかなか大変です。しかし、育休取得後に旅行に行くのはもっと大変です。
そのため、「旅行に行っておけば良かった。」と後悔するのを避けるためにも、育休中に旅行に行くことは、オススメです。
楽天トラベルなどで「ウェルカムベビーのお宿」などで検索し、赤ちゃん連れで泊まれるホテルを事前にチェックして、一度旅行に行ってみるのはいかがでしょうか。
3. まとめ
いかがでしょうか。
本記事では、「育休中の有意義な過ごし方|やっておけば良かったと後悔しないために」と題し、育児休暇取得中にオススメの過ごし方をいくつか紹介しました。
本記事が、育休後の「あれもやっておけば良かった。」との後悔を避ける一つの参考になれば幸いです。