育児と両立しながら在宅で働くことを考えている方たちにとって、ハンドメイド販売は理想的な副業です。
手作りの魅力やメリットを活かし、自分のペースで働くことができます。
この記事では、ハンドメイド販売のメリット・デメリットと稼ぐための具体的なステップを紹介します。
なお、ハンドメイド作品の売れ行きに悩んでいる方や、「どのようなハンドメイド作品が売れるのか?」を知りたい方は、次の書籍の一読もオススメです。
1. ハンドメイド販売とは
ハンドメイド販売は、自分の手で作った作品をオンライン上で販売することです。
例えば下記のような作品があります。
ハンドメイド販売は育児中の時間を有効活用しながら、自分の好きな物を作ることができる魅力があります。
また、あなたの独自性や個性を活かして収益を上げることもできます。
地道な努力と情熱を持って取り組めば、育休終了後にも稼ぎ続けることができるようになるかもしれません。
1.1 ハンドメイド販売に向いている人は?
ハンドメイド販売に向いている人は、下記のような人です。
- ものづくりが好き
- 自分の作ったもので、人を喜ばせることに魅力を感じる
なぜこのような人が向いているのかを、メリット・デメリットをお伝えすることで説明します。
2. ハンドメイドのメリット
ハンドメイド販売では下記のようなたくさんのメリットがあります。
2.1 少額から始められる
実は一番重要なのですが、最初は100均に売ってある材料から作り始める事ができます。
大きな資金が必要なく、少しずつ始められます。
家計への負担が少なくて済むので、経済的な心配が少ないです。
家計の助けにするために、家計を圧迫してしまったら本末転倒ですからね。
2.2 隙間の時間で作業ができる
育休中は子供が最優先になるので、まとまった時間を取ることが難しいです。
しかしハンドメイドであれば、赤ちゃんが寝ている間や、子供が遊んでいる間に作業ができます。
子育て中の方でも、自分のペースで作業が進められるのでストレスを減らすことができます。
2.3 今の環境でできる
作る物にもよりますが、大掛かりな設備や特殊な設備がなくても作れます。
つまり、家庭や育児環境から離れずに、自宅で仕事ができるのです。
通勤時間や外出先での作業が不要なので、育児との両立がしやすくなります。
2.4 人間関係に気を使わなくて済む
ハンドメイド販売は自分のペースで仕事ができ、1人で完結することができるため人間関係のストレスを軽減できます。
育児中は時間や気持ちに余裕がないこともあり人に当たってしまう事があるかもしれませんが、ハンドメイド販売ならその点が心配ありません。
2.5 ハンドメイド作品にある程度の需要がある
自分でハンドメイド作品を買ったことが無い方は、一度地域のマルシェや手づくり市に行ってみてください。
そこではたくさんの方が出品していて、それにも負けないくらいのたくさんのお客がいます。
このようにハンドメイド作品は意外と人気があり、工場で作られた物とは違う手作りの温かみやオリジナリティを求める人が多く、需要があります。
2.6 オリジナル商品を開発できる
自分のちょっとしたアイデアを付け加えるだけで、新しいものを開発することができます。
このように自分のアイデアやセンスを活かして、独自の商品を作ることができ、自分の好きなものや得意な分野を生かして、個性豊かな商品を生み出せます。
2.7 お客の反応を直接感じることができる
人間関係に気を使わなくて済む一方で、お客とのコミュニケーションが取りやすく、フィードバックを受けやすいのもハンドメイド販売の魅力です。
自分の作品を通じて人々に喜びや感動を与えることができるので、やりがいを感じられますし、お客さんの反応を直接知ることができるので、商品改良やサービス向上に役立ちます。
以上のようにハンドメイド販売にはたくさんのメリットがあります。
3. ハンドメイドのデメリット
ただし、ハンドメイド販売では下記のようなデメリットがあります。
3.1 地味な作業が必要
ハンドメイドはものづくりですので、そもそも製作に時間がかかります。
また、場合によってはSNSを活用した地道な販促活動が必要になります。
このような作業を毎日のように繰り返すこともあります。
3.2 ある程度のスキルが必要
ハンドメイド販売は誰でもできますが、明日から稼げるようになるという意味ではありません。
ハンドメイド販売は副業とはいえビジネスですので、売れる物には一定のクオリティが要求されます。
3.3 管理能力が必要
ハンドメイドを作るには、材料が必要です。
もちろん材料が無くなれば、その材料を買うまで続きを作ることはできません。
ですので、適切な在庫管理能力が必要になってきます。
また、規模が大きくなってからの話ですが、出品する製品の在庫管理も必要になってきます。
「何が何個あるのか、どのくらいの期間で無くなりそうなのか」
そういった点を自分一人で管理する必要があります。
3.4 平均収入が高くないとも言われる
ハンドメイド販売ですが、実は平均収入が5万円以下とも言われています。
特に最初のうちは固定客やファンもいませんので稼げないと考えた方が良いでしょう。
稼げるようになるまで、だいたい半年〜1年ほどかかるとも言われています。
このような状況だと、稼げるようになる前に辞めてしまう人も多いため、平均収入が低くなっていると考えられます。
以上のように、ハンドメイド販売は地道な作業が多いです。
しかし、メリットでも紹介したように、隙間時間を有効活用できたりお客さんの反応を直接感じることができます。
4.ハンドメイドで稼ぐにはどうすればいいの?
注意点とデメリットで、「平均収入が5万円以下と言われている」と書きました。
これは趣味としてハンドメイド販売をしている方が多いからです。
きちんと副業・ビジネスとして捉えれば月収10万円も夢ではありません。
ハンドメイド販売で稼ぐためには、地道な努力と継続が必要です。
育児と両立しながら少しずつ取り組み、自分のペースで成長していけば、収益も上がるでしょう。
最初は収入よりも経験を積むことが重要ですが、地道な努力と情熱を持って取り組めば、成功する可能性も高まります。
ではどのようにハンドメイドで稼いでいけば良いのでしょうか?
4.1 ハンドメイド副業のステップ
【ステップ1】自分が売りたい作品を決める
1番大事なのは、自分の得意な分野や興味のあるジャンルを選ぶことです。
自分に興味のある物であれば、楽しみながら作ることができます。
何を作れば良いか分からないという方は、【ステップ3】で登場するハンドメイド向けのショッピングサイトを実際に見てみるのも良いでしょう。
【ステップ2】作品を実際に作る
育児の合間に作品制作を行いましょう。
最初は失敗や試行錯誤もあるかもしれませんが、それが自分の成長の糧になります。
初めての場合は、実際に販売されている商品を真似て作ってみたり、講習会に参加してみるのも良いでしょう。
Craftieというサイトでは、ハンドメイドの様々なワークショップ情報を紹介していますので
興味があるものやお近くで開催しているものがあれば参加してみるのがオススメです。
【ステップ3】ショッピングサイトに出品する
実際に作品が出来上がったら、オンラインショッピングサイトに出品しましょう。
地域のマルシェや手作り市で販売する方法もありますが、一日拘束されますので育休中はオンラインで完結させる方がオススメです。
出品手続きや商品の紹介文を工夫し、多くのお客さんにアピールします。
ネットショップを開設する場合は、写真撮影や商品説明文の作成など、細かい作業が必要ですが、これも成長の一環と捉えましょう。
最初は誰でも自信が無いものです。
ハンドメイドである以上、お客さんがあなたの作品に求めている事は、「完璧な物ではなく、手作り感や温かみのある物」です。
怖いかもしれませんが、とりあえず出品してみましょう!
オススメのオンラインショッピングサイトは下記です。
【ステップ4】自分のブランドを構築する
どんどん作品を出品していくと、特定の物が良く売れていったり、レビューがついてきます。
そういったフィードバックから自分の作品の強みを見つけて強化していきましょう。
また、育休中ですので子育て経験でのアピールポイントを活かし、お客さんに自分の作品の魅力を伝えることもできます。
SNSやブログなどを活用して、自分の作品や日常を発信しましょう。
自分らしさを出すことが成功の秘訣です。
このように自分の作品の強みを出していくと、自分のブランドが出来上がります。
育休期間が終わってしまった際に、本業よりもお金を稼ぐことができるようになっているかもしれません。
5. まとめ
育児と仕事を両立しながら、自分の時間を有効活用できるハンドメイド販売は、育休中の方たちにとって最適な副業です。
ハンドメイドをオススメできる理由は次です。
- スキマ時間に自分のペースでできる
- 自分の好きな物を作ることができ、創造性が発揮される
- 自分のブランドが育てば、本業以上の稼ぎになる可能性がある
自分らしく、楽しみながら取り組んでみましょう!